- ドローンの操縦には免許が必要ですか？
- ドローン操縦には免許は必要ありません。どなたでも飛ばすことが可能です。
しかし、誰でも飛ばせるだけであって、好き勝手に色々な場所を飛行できるわけではありません。法律上の規制があるのがドローンの飛行場所や方法です。
必要なのは航空法にかかる飛行申請のみです。国土交通省が航空法などに基づき国からドローン免許を発行しているものは現時点ではありません。
また、ドローンの免許を耳にすることが多いと思いますが、それは民間資格の認定がドローン免許と呼ばれるようです。2020年2月28日にドローンの登録制度を導入することを日本政府が閣議決定しました。これに伴い、2022年頃に免許制度の導入、ドローン所有者の情報を国に登録するといったことを義務付ける方針です。 - 国土交通省への飛行申請は必要ですか？
- ドローンで農薬散布を行う場合は国土交通省への申請・許可が必要です。また、各県への散布計画書・散布実績報告等が求められています。
※国土交通省への飛行申請は弊社がお手伝い致します（初回のみ）。 - 購入希望してから農薬散布実施にどのくらいの期間が掛かりますか？
- お申込みから機体納品まで約1～2週間程度掛かります。飛行申請に約10日～20日程度かかります。その間に座学・実地研修等を受講して頂き操作練習をしてもらいますので購入から約1か月で散布実地になります。
- 準備や操作方法が分からなくなったら？
- ご購入時に弊社独自の各マニュアルをお渡ししておりますのでご参考ください。
ご不明な点がありましたらどんな小さなことでも結構ですので、お気軽に弊社にお問い合わせください。 - ドローンでの農薬散布は何人でどのように行いますか？
- オペレーター（ドローンの操縦者）のほかにナビゲーター（誘導など操縦者の補助をする者）1名以上が必要です。風下から散布を開始し、作物の2メートル上空を10km/h～20km/hの速度で飛行し、散布幅は3～4ｍになります。
散布方法の詳細については、農水協の産業用マルチローター安全対策マニュアルに記載されています。
http://www.j3a.or.jp/business/multirotor/4manual/manual_h30.pdf - 保険は加入できますか？
- 動産総合保険に関しては、任意にて各自でご加入いただいても構いませんが、弊社推奨の保険サービスもご用意しております。
- 故障や墜落があった時の修理・代替機レンタルはありますか？
- 機体の破損状況にもよりますが修理期間は、1～2週間程度掛かります。
費用は工賃＋部品代金になります。※その都度お見積り致しますのでご相談ください。
※人為的操作ミス等の故障以外は半年間保障致します。
代替機レンタルは行っておりませんが、弊社の機体でお手伝い等可能な場合はお助け致しますのでご気軽にご相談ください。 - 農薬散布ドローンを利用する前に、講習の受講は必要ですか？
- 弊社でご購入された場合は安全に農薬散布ドローンをご利用いただくために、ドローンや農薬に関する知識・技能講習の受講を推奨しております。弊社スタッフが講習を実施します。
- 機体購入だけで大丈夫ですか？
- 機体購入で、機体×1、送信機×1、プロペラ×2セット（4枚）、が付いております。その他、機体のバッテリーや充電器は別途費用になります。
また、座学・実地講習は別途になりますので料金表をご参考ください。 - 飛行時間はどれくらいですか？
- 最大飛行15分程度ですが5ℓ積載だと10分弱、飛行が可能となります。
また、天候等により、時間は異なります。 - 機体は持ち運べる大きさですか？
- 重量は約4.5㎏（バッテリー含まず）、外寸は縦約72㎝、横約72㎝、高さ約40㎝（プロペラ含まず）です。軽トラックの荷台に一人で乗せることが可能なサイズ感です。
- どんな状況になると飛行をやめた方がいいですか？
- 地上1.5mの風速が3m/秒を超えるときは散布を中止します。
雨・ヒョウまたは雷、雪、暴風などの気象時は基本的に飛行出来ません。
（農水協安全対策マニュアルより）農薬散布作業は、風速3m/sを超えると薬剤が風で流れドリフト問題があり規定により禁止されていますので、必ず風速3ｍ/ｓ以下の環境下で作業を行ってください。日の出から朝10時頃・夕方以降は比較的風は穏やかなので、この時間帯に作業することが一般的です。 - 飛行中の音量は？
- 音量は家庭用掃除機くらいのボリュームです。屋外ではほとんど気にならないレベルです。弊社がデモ飛行や実際の農薬散布をすると、農家さんから「車のエンジン音より全然静か」「これくらいの音なら近所から苦情もこない」といった感想をいただいております。
- 薬剤や肥料はどれを使用すればいいですか？
- 農薬散布ドローンは、産業用ヘリコプターと同じ薬剤・肥料を使用します。
対応薬剤は以下URLより調べることができますので参考にしてください。
http://mujin-heri.jp/index3.html
現在ドローンで使用できる農薬・粒剤等は増えておりますのでお悩みの方は弊社にご気軽にご相談ください。 - 液剤散布機は1フライトでどれくらい散布できますか？
- 5ℓ積載でA・B散布モードは1フライト0.5haを約6分間で散布可能です。
- 粒剤散布機は1フライトでどれくらい散布できますか？
- 1ｋｇ粒剤で1フライト0.5haを約6分間で散布可能です。
- 予備バッテリーはどの程度、用意したらいいですか？
- フル充電のバッテリーで1ｈａの散布が可能です。
1ｈａ以上の圃場をお持ちの方でよりスムーズな作業を希望される方は、予備バッテリーの保有をおすすめ致します。